運動会シーズンですが、今日は運動足袋の中継
でした。
そういえば、僕より少し年上のCMの監督が、
「昔、運動会で足袋はいて走ったよな。」
といって、全員が
「足袋なんかはいてないぜ。」
と、総スカンをくっていましたが、
丁度、僕の世代が足袋からズックになった別れ目の
世代です。
さあ、今日はそんな訳で足袋の街「行田」へ。
中山道、日光街道が近いということで、足袋を作る
職人さんの家が軒を連ねていたそうです。
で、郷土博物館にようやくあった、昔の運動足袋は
指は分かれていますが、運動靴のように紐で締める
格好で、かなりモダンです。底はすり減らないように
厚手の布があててあって、手に取るととても軽いです。
これは、ほとんど素足で走っている感覚で速く走れる
でしょう！
博物館の塚田さんは
　「足が速い人が履くと、カッコいいんですが遅い
　　人が履くと、カッコわるかったですね。」
と、当時を振り返ってました。
写真は、時代とともに変化して、今では「祭り足袋」
と形をかえた「運動足袋」です。
な、な、なんと「エアー仕様」です！
エアー足袋じゃ～！！！