仙台のすずめ踊り

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06.06.27 Tue
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仙台のすずめ踊り

さて、仙台へは「究極の伊達男」を探す旅です。
ラジオのテーマが「ダンディー」でしたので。
ダンディーといえば、伊達男、伊達男の語源は
伊達正宗という事で仙台なのです。
訪ねた先は仙台で18代も石材店を営んでいる
「黒田石材店」です。18代、、、
なんと、初代がその伊達政宗公が青葉城を築く
際に、大阪城のような石垣が欲しくて堺から石工
を集めて作らせた、その石工さんなのです。
青葉城の石垣が完成した際に、喜びのあまりに石工
さんたちが祝いの席で踊ったのが「すずめ踊り」と
呼ばれる即興踊りなのですが、「黒田石材店」の
18代目である黒田孝次さんは、その「すずめ踊り」
の由緒正しい継承者なのです。
今では、仙台で有名になったすずめ踊りですが、その
原型は、扇子も一本しか持たず、実は400年近く
石工さん達の間だけで細々と受け継がれてきた、
非常に無骨な踊りでして、簡単に説明すると、まず
椅子に座っているような姿勢(空気椅子)で扇子を
持った手と、そうでない手をクルクル円を描き、足は
片足で雀のようにピョンピョン跳ねます。非常にキツ
いですね!しかも、体勢が低ければ低い程格好が良い
ということで、ダンディーの道も大変です。
黒田孝次さんは、それはそれはダンディーでお年は
47歳、まるで岩城滉一さんのような感じでした。

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