「カンコンキン」誕生!

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06.09.07 Thu
ブログ踊り放題!

「カンコンキン」誕生!

 昨日の続きです。
関根さんは、「11PM 」の司会も含めて次々に
活躍の世界を広げて行きます。
で、僕は一方でプロモビデオを中心に新しい分野で
の振り付け師として、売り出してましたが何となく
このままではただの便利屋で終わりそうな気がして、
またハチャメチャな舞台を作りたい欲望が溜まって
いました。(今は逆に便利屋家業に燃えています!)
そこで、また鈴木晋介氏に相談して「関根さんとくだ
らない舞台やろうよ!」と相談を持ちかけまして、今
なら関根さんと毎週会えるので話も早いかという事に。
ところが、関根さんも時を同じくして劇団を結成しよ
うとしていたのですね。
こうなると話はトントン拍子に進み、何とフジテレビ
の「冗談画報」という深夜のトンガリ系の番組で、関
根さんが集めたおかしな人達を紹介するということを
企画して、そのまんま「カンコンキン」のオーディシ
ョンとなったのでした。
僕は鈴木晋介氏と組んでコントを披露しましたが、そこ
で彗星のごとく現れた、とんでもない人がルー大柴さん
だったのです!
まあ、深夜番組ではくだらなくても良かったのですが
当時の関根さんの立場からして、僕やルーさんが座員
というのは、事務所的には大問題だったそうで、
「関根君!あんな気持ち悪い人達ばかり集めて、大丈夫
 なの?もっと、ちゃんとした人集めた方がいいんじゃ
 ないの?」
と、忠告を越えてキャストの入れ替えを迫られたそうで
すが、関根さんは「本当のくだらないこと」をやりたか
ったので、自分の集めた人達を信じて、
「いや、このキャストで行きます!」
とキッパリ言い切ったそうです!男気がありますね!
まぁ、選ばれた当事者の僕が言う事ではありませんが、
関根さんのこの選択は正しかったです!
ここから、「カンコンキン」の歴史が始まります。
もちろん、今こうやって「カンコンキン」がこんなに
盛り上がるとは知るよしもありませんから、それこそ
必死に稽古していましたね。もう、誰に気を使う事が無
いんですから、ただ稽古するだけなんですよ。死んじゃ
ってもおかしくないくらいやっていましたね。やっぱり
全員ただの「くだらないもの好き」の馬鹿でした!
当時関根さんが決めた、稽古場での決めごとが
 「食事が来たら、稽古をすぐにやめて食べる!」
という事でした。

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