昨日は、群馬県川場村のホテルSLに行って来ました。
今年の9月の終わりに伺った、飾り物のSLを走らせよ
うという計画が、いよいよ実現しそうだという事で、
これは前代未聞の楽しみです！
山に囲まれた田園風景の中にある川場村は、昨日は
良く晴れていい天気。さっそく主役のD－５１は、、、
すっごい、綺麗、、、というか生きている！
前回来たときは、全身サビだらけで、さすがに３０年も
野ざらしにされた機関車は、どうにも走りそうにも
無かったのですが、ボランティアの皆さん始め、何と
言っても長野から単身泊まり込みでこのD-５１を
「治療」し続けている大日向さんの努力の賜物です！
何でしょう、、、まるでボディービルダーが身体に
オイルを塗って筋肉を逞しく見せるかのごとく、その
D－５１の身体は油でテカテカに黒光りしていました。
大日向さんに、「走りますか？」と伺うと
「走ります。流石は国鉄ですね。いい材質を使っていま
　す。」
ただし、D－５１は見た目は貫禄十分の風体ですが、
構造は女性のように繊細そのものだそうです。
気がつくと、ラジオを聴き付けて大勢のギャラリーが
カメラ片手にやって来ました！
これは、プレッシャーです。
大日向さん、走るのでしょうか？

大日方さです。めっちゃ元気な工場長です！
この人の情熱でD－５１が蘇りました。

この黒光りが琴線に触れます。

これが、蘇ったD－５１です。

一応、修理を手伝ってますが、、、

これ、実はただ薪や落ち葉を燃やしている
だけです。動力はコンプレッサーから送られる
空気です。流石に本気で石炭を炊くと、一発で壊れる
そうです！よって、煙は雰囲気です。