横須賀に行ってまいりました。
昨日は、午前中は良く晴れていて、観音崎公園の
海岸から対岸の千葉県富津岬がよく見えました。
さあ、何をしに行ったのかと言いますと、
「竜宮の乙女の元結いの切りはずし」を復活さ
せに行ったのです！
え、、、この「竜宮の乙女の元結いの切りはずし」
とは「アマモ」の事で、海の浅瀬に群生している
海藻のようなものです。
この「アマモ」、陸に生えている草と同じ種類で
花も咲くそうです。ここを「海のゆりかご」にし
て、アオリイカやウミタナゴ、アイナメ等が卵を
産み，また根っこが浄化作用も働くため、海が昔
のきれいで豊かな東京湾に戻ると言う事です。
つまり昨日のラジオは環境リポートですね。
アマモは今、神奈川県では絶滅品種である為に非常
に貴重なのですね。
それを、何株か根ごと他の場所に移植しようという
大作戦なのです。
この「海のゆりかご復活大作戦」に取り組んでいる
のは「よこすか海の市民会議」のみなさん。
さあ、僕も手伝いまっせ！
、、、、、と、ここで問題発生！
実は、昨日はラジオの放送時間内が海の満潮時でして
浅瀬に生えている筈のアマモが意外と深い、水深1m
５０?センチ位の所。で、市民会議のみなさんはウエッ
トスーツで問題ないのですが、僕は胴長という長い胴
まであるゴム長靴をかりたのですが、それでも水中で
作業は出来ない。しかも、ラジオの中継もあるし、、、
そこで、、
「そこに沢山並んでいる、釣り船を借りよう！」
と提案した所、
「そんな予算は無い！」
とディレクター（久しぶりの杉田君）
しかたなく、僕がパンツ一丁になって（全裸でも良かっ
たのですが、、、）僕の胴長を技術のだいちゃんに貸し
て中継をする事に。
いや～、この時期、海水浴にはまだ早い！
波打ち際で指示を出す（だけの）杉田氏に
「干潮か満潮か、調べておいてよ！」
と心のなかで文句をいいながら、浅瀬に潜りました。
余りに寒くて、この姿を写真に撮るのさえ忘れてし
まいました！（ラジオなのにバカな姿！）

自衛隊の駆逐艦です。
観音崎のすぐ近くでとったアマモをこの駆逐艦が
見える、産廃工場の裏手の砂浜に植える事に。

対岸は米軍基地です。横須賀って感じ。

誰も来ない、工場内の裏手です。

採って来た「コアマモ」。アマモよりも小さいです。

副会長の渡辺さん手作りの「アマモホルダー」。
何と！餅焼き網です！

しっかりと、網ごと砂に埋めました。根付いてくれるといい
ですね。

「よこすか海の市民議会」のメンバー。
左から、渡辺さん、田所さん、三品さん。
来週がこの「海のゆりかご復活作戦」の本番です。
ボランティアで沢山の人が来るそうですよ。
来週は、午前中が干潮で、僕の要に半裸にならずとも
作業が出来ます！