佐渡の続きです。

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07.09.11 Tue
ブログ踊り放題!

佐渡の続きです。

「鼓童」の菅野事務局長と広報の上之山さん
に連れられて、今度は太鼓交流館の近くの
「宿根木海岸」にやって来ました。
ここは、かつての千石船を作った船大工の町
で、今でもその家並みが残っている所です。
中継中にもガイドさんに連れられて観光客の
人が沢山来ていましたよ。
僕らをガイドしてくれた人は、ボランティアガ
イドの風間とよすけさん。丁寧に佐渡の歴史と
裏路地の家を説明してくれました。やはり歴史
を勉強しながらの観光だと見えて来る景色も違
ってきますね。
外観は昔の家屋で、中はモダンな茶屋さんとか
があって、ここも佐渡ならではの旅を満喫でき
ますよ!ひと家族しか受け付けない民宿もある!
ここには、、、、贅沢がたくさんあって身震いし
ちゃいます。

スキューバダイビングの高島さんにもラジオで
お話を伺いました。ここはダイビングスポット
としても最高だそうです。

風間さんと昔のまんまの石畳。
今、地元の中学生にもこのボランティアガイド
を教えているそうです。中学生も地元の歴史を
勉強出来るいい機会ですね。教えるという事は
自分が学ぶという事ですから。

パンフレットに載っている「三角の家」。
船大工さん達は自分の土地にギリギリに家を
建てる為に、土地の形に家が出来るそうです。
これが出来るということは、船大工さん達の
腕が相当達者だと言う事ですね。

港に帰る車の中から撮った、景色。
もうすぐ稲刈りです。佐渡のお米は
言われてみると少し小ぶりで美味しいですよ。

帰る頃には晴れました。
半日の滞在なんて、贅沢と言うかモッタイナイ!
さて、何年かぶりに佐渡に来ましたが、「鼓童」の
人達と佐渡で会うのは初めてでした。
スキンヘッドの齋藤さ~ん!会いたかったよ~!
でも、いいな~。何かひとつに打ち込む事って、
こんなに素晴らしくて、しかも太鼓交流館だなんて、
どんどん発展出来るんだなあ。
海と山の大自然に囲まれて、しかもこの国を代表する
太鼓という文化があって、、、、、僕は鼓童に理想の
生き方の原点を見た感じがしましたね。
やっぱり世界に何かを発信したければ、民俗学者の
宮本常一さんが鼓童のみなさんに宛てた手紙にも書か
れていたように、逞しいふくらはぎがしっかりと大地
を踏ん張ることでもって、人々に感動を生まなければ
ならないと思いましたね。
ふるさとを大切にしていますか。
しっかりと、ふくらはぎの筋肉で持って大地を踏んばっ
ていますか。
鼓童のみなさんの、血のにじむような日々の努力に裏付
けされた、本当のやさしさにふれて、短かったですけれ
ど、佐渡の旅を満喫しました!

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