先日のラジオで永六輔さんが
「そういえば、演歌って悲しい歌じゃない？
　なのに、何で「紅白」であんなに派手に衣装だかセ
　ットだかわからない様な物着飾ったりしてるの？
　あれって、歌に対してどういう演出意図があるの？」
と仰っていましたが、ときたまあのお方は、よけられ
ない角度からパンチを繰り出しますね。
話変わって、「のだめカンタビーレスペシャル」を観ま
した。
もの凄く良かったです！
漫画も読んでいないし、これまでのドラマも観ていなか
ったのですが、とにかく凄く伝わりました。
何が伝わったかというと、登場人物の
　　　　「圧倒的な孤独」
です。
得に、伊武雅刀さんのお店での仮装パーティーのような
格好をした、瑛太くんや小出恵介くんやらがワーキャー
やっているドタバタのシーンにおいても、もの凄くそれ
ぞれの「孤独」と戦っている芸術家の苦悩が個々から伝
わってきました。ド派手にしているのだけれどちゃんと
それぞれがライバルな「孤独な芸術家」なんですね。
僕にも思えばそういった、同じ世代でダンスを志してい
る連中と日々レッスンで一緒だった時代がありますが、
まさにその空気がそのまんまブラウン管から伝わりまし
た！
主人公ののだめちゃんはもちろんの事、圧巻はベッキー
のあのプレッシャーに押しつぶされそうな「孤独」の
辛さ！
演出がマンガチックであろうが、コメディータッチで
あろうが、いや、むしろそうであればあるほど伝わって
くる「孤独との戦い」の日々！
そして、なんとそれが清々しく尊いものか！
これ、もし独りで観ていたらきっと号泣していたでしょ
うね。
「ダンス」や「お笑い」もそうですが、好きな事で身を
成そうという若者全員にこのドラマをお勧めしますね。
「のだめ観た？みんなあんなプレッシャーと独りで戦っ
　ているんだよ。それに打ち勝つ事が出来る？」
いいドラマをありがとう！
という訳で、ドタバタになろうが派手な格好をしようが、
電飾のセットを着て歌おうが、要は「芯」がしっかりし
ていれば伝わる物は伝わるのです！
つまり、それで伝わらない歌って、、、、、？

これ、買っちゃいました。
で、自分でオリジナルの「おなら体操」作りました。
楽しいです！