「片瀬こま」って?

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08.06.03 Tue
ブログ踊り放題!

「片瀬こま」って?

梅雨入りです。
雨の季節もまたいいもんです。
大阪のNSCで、ドロドロに汗をかいて授業を終えて
新幹線で必ず聴くのがNHKラジオの「真打ち共演」
という公開寄席の放送。
これ聴いたら、怖くて芸人なんか目指せませんから
どうかNSCの生徒は聴かないように!
凄いもん、レベルが。
漫才にしろ、落語にしろ、何でもかんでも笑わせる
という技術が凄い。
だから、授業で身体がグッタリ疲れているところに
もってきて、更に打ちのめされて帰って来るのです。
「共演」ということで繋がるのですが、先週の土曜
はおなじみのラジオで「片瀬こま」のリポートです。
行って来たのは、藤沢。
こちらに伝わる伝統的なけんか駒「片瀬こま」。
ベーゴマのようにお互いの駒をぶつけ合って争うと
いう、少々気性の荒い駒です。
何でも30年前にこの駒を作っていた熊野幸太郎さ
んがお亡くなりになってから、作り手がいなくなり
消えつつあったものを、青年会議所の杉下さんや、
湘南台文化センターの児童館で子供に遊びを教えて
いる鈴木さんら30代の人たちが中心となって、昔
遊んでいたように「けんか駒」を復活させて今の子
供たちに地元の伝統を伝えていこうと、頑張ってい
ます。
今では、熊野幸太郎さんの息子さんが片瀬こまを作
っているそうです。(在庫がたりないとか)
けんか駒というくらいでして、駒が重くて固い!
胴体が椿で心棒が樫の木。で、その心棒の先にベア
リングの鉄の玉を埋め込んで、相手にぶつけるとき
の威力を増そうと改造したりベーゴマと一緒です。
あいにくの雨で、藤沢の市民会館の体育館の入り口
の外にベニヤを数枚引いてそこを駒のリングという
か土俵というか、戦う場所にしたのですが、なんせ
駒ですから、なかなかその土俵にのってくれない。
そこで、我がラジオチームでもっていらない段ボー
ルを切って周りに囲いを作った所、これが良かった
のか、即席のいい駒リングが出来ました!
いやぁ~、白熱しましたね!
鈴木さんが上から叩き付ける技を披露してくれまし
たが、これかなり危険です!
湘南の人ってやや気性の荒い所があって好きです!
ラジオの本番でおふざけで翌日のダービーの予想を
駒でやろうと、馬ではなく駒で戦って出た結果が
1-3 !!!
枠連でやったのですが、惜しくも枠連は1-4、、、
でも、馬番でちゃんと1と3は絡んでましたね。
駒を回している時の嬉しそうな子供達の顔が忘れら
れません。

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