「リバーソング」よ永遠に!

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08.09.09 Tue
ブログ踊り放題!

「リバーソング」よ永遠に!

厚木市民ミュージカル「リバーソング」が幕を閉じま
した。
舞台とは、演ったそばから消滅してしまうものですが
2日間の皆さんの熱演はしっかりと、お客さんや演じた
皆さんの心にインストールされた事でしょう!
167人の出演者に加え、サポートして下さった数十
人のスタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。
僕自身にとっても、「カンコンキン」から始まったこ
の長い夏がようやく終わりました。
長いおつきあいのある、演出家の横内さんがこの厚木市
出身で、ご自身の初めての舞台がここ厚木文化会館であ
ることからして、この舞台に賭ける思いがこの作品から
溢れんばかりに伝わって来ました。それに答えるべく、
こちらも精一杯振付けを作らせて頂きました。イカキッ
クチームのみなさん、お疲れさまでした!
現場はエリ先生にまかせっきりでしたが、稽古場の模様
は逐一報告してもらっていましたので、来るべき本番の
成功は信じていました。
オープニングは、あれだけの人数ですから、流石に圧巻
でしたね。
そして、キョンキョンの「なんてたってアイドル」は、
登場のときに格好良くて鳥肌が立ちました!
稽古場でもこの振付けは大人気で、男の子もみんな踊っ
ていたそうですね。本番は凄い華やかで、2回見たきりじ
ゃ物足りない感じです!
郁恵さんの「夏のお嬢さん」は、気がおかしくなる程か
わいかったですね。完璧じゃないですか?
キューティーポップのダンスは、後半の一人が倒れる所
がポイントです!あとで聞いたら、一才半の子供があの
倒れる所を真似するそうです!子供の心にヒットしまし
た!嬉しいですね!
「さよなら先生」はいい作品ですね。
子供の頃の、先生と生徒という微妙な関係が、絶妙な空
気で伝わりました。なんという高度なレベルでしょう。
「モクレンの花」の一連の芝居に胸打たれました。
僕の作品の大半は荒川の土手で作ったものですので、思
えば僕は土手に渦巻いている色々な人達の思いの渦の中
で作品を練り上げていたのですね。あのエネルギーはそ
んな所からやって来ていたのですね。
「厚木サンバ」は逆に泣けてきます!
あの曲で泣けるというのがこの芝居の本質でもあり、
純度が高い証拠でもありますね。
あの「だべ、だべ」という歌詞がいいんです。いじらし
くて。
最初は、「だべ、なんて格好悪い」とみんな恥ずかしが
っていましたが、本番は格好良くて泣けました!
あんなサンバ見た事ありません。最高です。
今後とも、厚木の宝として下さい。
分っているんです。
こんなに凄い事をやっちゃうと、後は空っぽになっちゃ
うということも。
でも、空っぽじゃありません。
こんなにいい舞台を作り上げた、誇りが胸に刻み込まれ
ました。
この感動は、参加した人、一人一人が努力したからこそ
あるのです。だれかの努力がかけてもこれと同じ成功は
ありません。人が集まるって、凄い事ですね。素晴らし
い事ですね。
さあ、この舞台を誇りに次の冒険に出かけましょう!
母なる大河が、きっと僕たちの冒険を見守っていてくれ
るでしょう!
またどこかでお会いしましょう。
故郷とは風景ではなく、絆だと、、、僕も知りました!

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