東京の痕跡さがし。

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08.12.02 Tue
ブログ踊り放題!

東京の痕跡さがし。

先週のラジオは東京を解体する、という企画。
永さんときたやまさんの舞台「永六輔解体新書」
にちなんでの企画です。
まずは上野の上野恩賜公園。場所は精養軒の真正
面の石段を上がったところ。
下からだと背を向けていて見えないのですが、ここ
に「合格大仏」と名付けられている顔だけの大仏が
あります。
この大仏は、どうして顔だけかといいますと、これ
まで関東大震災を始め、数々の震災にあっていて、
ついには顔だけが残ったというもの。
太平洋戦争では、金属が必要なので胴体部分を差し
出しています。
で、、、「もう、これ以上(首が)落ちる事が無い
とのこと」で落ちない、、、合格です!
この企画をの元になった東京のちょっと不思議な
場所を紹介している、遠藤ユウキさんによりますと、
「最初ここに来たときは、立て札も何も無く来ては
いけないような雰囲気があって、顔だけの大仏は
もの凄く怖かったです。」
遠藤さんの本は、ご本人は「あんまり歴史的に詳し
くは調べていないので、恐縮なのですが。」
と言っていましたが、あんまり細かく調べすぎちゃ
うと、逆に面白くなくなってしまいそうな感じがし
ますので、ちょいと東京の不思議発見の度には、最
適な面白い本となっています。
次は、、、皇居のお堀の近く。桜の名所の千鳥が淵
にある、砲台です。
えっ、、、ここって何度も来た事がありますが、、、
これが砲台の後、、、
これって、石で作ったベンチじゃなかったの?
ここから、大砲で飛行機を撃ち落とそうとしていた
のですね。
なるほど、東京にも知られざる場所がまだまだ沢山
ありますね。
たまには、本を片手に東京探索もいいですね。

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