昨日は「みんようー」で愛知県は常滑に。
順調にリハーサルが進んでいる中に
「マイケル、ジャクソンが亡くなった事にコメント
してほしい」
と、テレビ局から要望があり、電話で話をさせて頂きま
した。
ダンスが好きになった頃から、ディスコに通い、テレビ
で夜中にやっていた「ソウルトレイン」それこそビデオ
なんてないから、目を釘付けにしてみていたっけ。
そのころから、マイケルはスターだった。
でも圧倒的にスターダムにのし上がったのは「ビートイ
ット」のプロモだろう。度肝を抜かれた。「ウエストサ
イド」に迫るエネルギーと、何と言っても見た事の無い
ダンスのキレ！
「スリラー」の世界的成功から、日本のアーティストも
プロモーションビデオを作りたいという動きが出て、ダ
ンスの振り付けは、ということで、「何だか若くて活き
のいい池田君というのがいるけど、使ってみるか。」と
、あちこちで声がかかった。
そういう訳で、マイケルの功績の御陰で今の僕がいる。
マイケルが僕たちに残してくれたもの。
それは「オリジナリティー」という言葉。
超越した個性！
ブラックカルチャーの申し子だった彼が、それらをもぶ
ち超えて、彼だけの世界を作り上げたときから始まった
、彼にしか分らない孤独。
これから、ゆっくりとマイケルの孤独と向き合っていき
たい。
そして、オリジナリティーこそと彼が僕に放ったメッセ
ージを胸に抱えて突き進んで行こう！
さよならマイケル。