所沢にパンダが表れる！
昨日のラジオは、噂の検証です。
かなり涼しくなった、所沢の朝、航空公園の駅前
には、本物の飛行機が展示されています、
YS11ですかね。プロペラ機です。
航空公園って、広いんですね。ビックリ。
で、「ここいらに、会うとその日いちにちラッキー
になるという、動物がいるって聞いて来たのですが？」
と、待ち行く人に聞いてみた所、
「ここに、２０年住んでいるが、見た事も聞いた事も
　ない。」
「たぶん、それはタヌキですよ。２度ほど家の庭に来
　ましたが、おしっこして逃げて行きました。
　ラッキーな事？、、、その日の午後に晴れました。」
「たぶんそれは、パンダですね。、、、見た事はないの
　ですが。」
みなさん、まちまちな答え。
と、駅の入り口から、こどものハシャグ声が、、、、、
おっ！　パンダだ！
こどもが全速力でパンダに走って行き、抱きついている！
なかなかの人気者だ。
パンダは、まったくの手ぶらで、ただ人々に愛嬌を振り
まいているだけ。
実はこのパンダ、中に入っている人は、双団平（そうだ
んべ）さんと言って、所沢に住んでいる漫画家さん。
「ただ、町の人の笑顔が見たくて始めました。所沢は所
　沢都民と言われるくらい、東京に働きに行く人たちの
　ベットタウンで、あまり話題がない。そこにきて、暗
　いニュースが重なって『所沢はそんな所じゃない！』
　と言う気持ちからパンダになって、歩いたんです。続
　けていると、あるときから子供が「あのパンダに会う
　とその日一日ラッキーになるよ』といって名前も『ラ
　ッキーパンダ』となりました。子供が付けたんです。
　それから、歌を作りたいと言う人が来てCD出した
　り、みんな、まわりがパンダを盛り上げてくれて。
　でも、一方で、不審者に間違われて警察に通報された
　り、着ぐるみを着た人が犯罪を犯す事件もあって、身
　内からやめた方が良いといわれ、悩みましたが、ここ
　でやめたらその犯罪者といっしょだと思われるのがい
　やで、続けました。今では、月に１、２度パンダにな
　って街を歩きます。
　本当はラッキーな事ってみんな一日に何度もおきてい
　るんです。でも、それに気が付かないだけなんです。
　パンダに会うと『今日はどんなラッキーな事があるか
　な』と気をつけるから、さ細なことでも『ラッキー』
　と思えるんですよ。日常のささいな幸せを気が付かせ
　てあげる役目ですかね、ラッキーパンダは。」
　さすがは、ラッキーと名乗るだけありました。
　素敵なお話でした。

おっ、なんかいるぞ！

パンダか？

パンダか？

パンダだ！ラッキー２ショット！