昨日はラジオにカンコンキン。
何だか、ラジオもお笑いも突き詰めて練って行くので
おのずと『哲学的』考察になってくる。
　とくに、永六輔さんと関根勤さんという僕の師匠に
あたる２人の考え方は、底が見えないくらい深い。
　昨日の永さんの毎日新聞のコラムは凄かった。
　これを書ける人はいないだろう。
世間の賭博に関するニュースについて。
まず、賭け事は宝くじも含めて誰でも感心のある事。
これが、暴力団の資金源になって行くのが悪いという
話。
で、そもそも、暴力団は自分たちが悪い事をしている
と思っていないという話。
社会のなかには、少なからず悪も必要だという話。
世間が「常識」を振りかざして何かを攻撃する事の
怖さ。たしかに、常識で世の中作り上げられている訳
ではない。
これくらいはいいんじゃないの、といった「良識」で
世の中見て行かなきゃ、上手く成り立たない。
常識以外は考えられないと言う、視野の狭さじゃそら
寒い世の中になってしまう。
この時期に、この角度からのコラムを書く人は永さん
以外にいない。
さて、今日も不条理なお笑いの世界、テレビの世界
そして選挙にワールドカップ。バンドの練習に振付け
に、、、、、、まだ見ぬ明日に向かって深く考察しな
がら、一歩一歩「良識」を磨いていきます。