今日は、秋晴れのいい天気。
そんな中、武蔵野の森の名門「成蹊大学」の
たった一人の応援団を、取材に行きました。
成蹊大といえば、今をときめく自民党の
新官房長官、安倍晋三氏もここの卒業生です。
ほかにも、中井貴一さんとか作家の桐野夏生さん。
卒業生を見るだけでも、名門私立校ですね。
レンガ造りの校舎はテレビロケでもおなじみ。
「ドラゴン桜」や「花より男子」もここです。
で、応援団です。
正確には、応援指導部なのですが、男子が一人きり。
４０年の歴史がある、応援指導部が絶滅の危機です！
その、たったひとりが、今３年生の佐藤大輔さん。
見るからに硬派です！
一年のときは、もう一人いたのですが
辞めてしまったんですって、、、、、
何しろ、この学校のモットーが
「個性と自由の尊重」ですから。
佐藤さんの部活動は、感動ものです。
たとえ、観客のいない試合でも
たったひとりで、声をあげて応援するんですって！
なんで、新入部員が入らないんでしょうね？
う～ん、この時代に応援団は窮屈なのでしょうか？
でも、氣志團やコンドルズなんかの硬派は大流行
ですがね、、、、、（元祖一発屋も硬派？）
「桃李いわずとも下自から蹊成す」
すももは、何もいわないけれど、花の美しさに
人が集まり、その木の下に道ができる。
佐藤大輔さん、いまにあなたの
まっすぐなその生き方に、たくさんの
人が慕って集まってきますよ。
ちなみに、女子のチアリーディングは３３名も
います。
「佐藤さん、独り占めですね！」と聞くと
「同士に、恋愛感情はわきません。押忍。」
とキッパリ！
男の鏡です。
成蹊大の学生さん、今入部すればかなりの優遇ですよ。
あと「暴力行為は一切ありません！」
とも。
むかしの「嗚呼、花の応援団」とは違いますね。
成蹊大の学際は１１月１８日～２０日
２０日のフィナーレに応援指導部の「実演」があります。