先日、１月２０日の東京新聞の１面（！）の
「心の語録」というコーナーに僕の心の語録
が掲載されました。渡部さんありがとうござい
ます。以下全文です。
「人は欲さないよりは、まだしも無を欲する」
　
　学生時代、立ち読みした本にあった哲学者
　ニーチェの言葉。
　「オレは何て欲が深いんだ」と悩んでいた
　　ときだったから、自分だけの悩みではない
　　んだと慰められた。
　　　　　　　　　　　　　　ラッキィ池田
まず、「心の語録」が立ち読みである、という
ところに、欲深さを通りこして、セコさが見えて
きますね。
これは、以前別の取材をしたときに、担当の
渡部さんとのお話の中で、渡部さんにした話で
正直、新聞の１面に載ったときはビックリしまし
たね。
もしかして、あと５００年もすると、これは僕が
言った言葉になってしまうかもと考えると、恐縮
です。
ニーチェが、晩年には狂気の淵に落ちながらも、
その一生をかけて考察した哲学を、「立ち読み」で
その偉業を横取りしたとあっては、全く申し訳が
たちませんから。
今後、新聞の１面に載るとしたら、ノーベル賞を
とるか、とてつもない悪行をするかのどちらかで
しょう！