ここ３日間、CM撮影で川崎の宮前平に通いました。
企画自体は半年前から立ち上がっていという（僕は
ひと月前から参加）かなり気合いの入ったプロジェ
クトの、いよいよ仕上げの大本番です。
相変わらずの、内容は全てマル秘なのですが、
はじっこのエピソードくらいは、大丈夫でしょう。
このCM、着ぐるみで踊るのということで、実際にその
着ぐるみを着てみないと、動きが見えないので、振りが
出来た時点で、家に衣装を送ってもらったのですね。
で、その着ぐるみをきて、３０秒の踊りを踊ってみたの
ですが、いやぁ～、暑いのなんの！もう、すぐ早く脱ぎ
たい！って感じだったんです。
「バットマンの映画の撮影で、マイケルキートンがこん
な撮影もうやだって、愚痴っていたのがよくわかる！」
って感じでした、しかも、家で踊ってこれじゃぁ、本番
はライトも当たるし、灼熱地獄で大変だぁ、と思って
本番に備えて、盤石の体制を作る事にしたのです！
しかも、キャストの大半は、何かと文句の多い外国人
モデルだし、用意周到にしておかないと、と。
まず、キャスト１５人に対して、出来ればマンツーマン
で着ぐるみを脱着させるアシスタントをつけ、即座に、
「脱ぎ着」させられるように、そして、緊急時に備えて
酸素ボンベも全員分用意して、いざ、現場へ。
我が、イカキックからも、英語に強い人見教授を始め
エリカさん、そして地獄洋一郎、なぜかNSCの桃沢と
人員を備えて、それぞれには
「キャストは、すぐに衣装を脱ぎたがるから、すばやく
脱がせてあげて、苦しそうだったら酸素も与えてね。」
と、レンジャー並み。
さあ、リハーサルでキャスト達に衣装をつけて、踊って
もらいました！
予定では、全員、暑さで半狂乱になって、パニック
を起こし、何名かは「もうこの仕事は辞めたい！」と、
泣き事を言う予定だったのですが、、、、、、
みな口々に
「いや、思っていたほど暑くないよ。」
「そんなにキツくないね。まだ、着たままでいいよ。」
「むしろ、寒いので、ガウンください。」
、、、、、、、、、なんじゃぁ？
僕が、緊急に呼び集めた、地獄洋一郎さん、桃沢さん、
エリカさん。
まったくする事が無くなってしまってすみません。
そして、大量に買ってしまった、酸素ボンベが
むなしかったです。
でも、外国人モデルもみな、良い人達ばかりで
おかげで、傑作なCMが出来上がりました。
ひと月後のオンエアーが楽しみです。