今、着物の帯の締め方を練習しています。
というのも、今度NHKの時代劇に出演させて
頂く事になりまして、まあ、本番はもちろん
衣装さんに着物を着させていただくのですが
ドラマという物はリハーサルがあるので、
そこでは自前の浴衣でやろうと思っているの
です。
これ、NHKのドラマ制作部に電話で伺ったとこ
ろ、
「まあ、リハーサルですし、中には着物でやられ
る方もいますが、普段着でも結構ですよ。」
とおっしゃっていましたが、これは鵜呑みにして
はいけないのです！
以前も、時代劇の舞台のときに、リハーサルに
どういう格好で行ったらいいか事務所を通して
聞いたときに、まったく同じ答えをされて、それ
を真に受けて「プーマのジャージ」で行ったとこ
ろ、いざ稽古場の戸を開けたら全員が着物。
「ど～いう事？ちゃんと教えてよ～」
マイノリティってこういうこと、って肌身に感じ
ましたね。
でも、こっちも逆に疎外感を楽しもうと、というか
このまま、僕だけずっとジャージでどこまでやれる
か試したくて、３日間ジャージでいったら、さすが
に制作から、
「あのう、、、、、ラッキィさんだけジャージとい
うのも、どうかという意見が俳優さんからも出て
まして、、、、、着物か浴衣がありましたら、、、」
と言われました。
僕は、口では「あっ、そうですか。」
と、さりげなく装いましたが、本心は
「良かった、これで明日からみんなといっしょだ！」
と喜んでました。
B型ですが、やっぱり世間を気に感覚もあります！