昨日から、山形は河北町に行って来ました。
来週の日曜日に開催される、「世界スリッパ卓球
大会」の取材です。
ワールドカップはサッカーだけでは無いのです！
それにしても、スリッパ卓球とは、何とも、、、
実は、ここ河北町は日本一のスリッパの生産地です。
その歴史も古く、稲作地帯のこの辺りは、昔は冬の
農閑期にわらじを作っていて、時代の流れでわらじが
下駄になり、さらに今のスリッパに変わって行ったの
です。
さらに、加えて河北町は卓球の世界チャンピオンを
産出していることから、「スリッパ」と「卓球」を
結びつけてこの「スリッパ卓球」をもう１０年もやっ
ているのです。河北町の生涯学習課の小林さんは
「こんなこと、世界中どこでもやっていないので、
　３年前から、世界大会と名を打ちました。」
とユニークに語ってくれました。
参加資格も、
　＃　小学生以上であること
　＃　卓球があまり上手でない事
と、笑わせてくれます。
実際に、山形に留学している留学生と試合をしてみま
したが、これかなり楽しいです。
スリッパなのでタマが飛ばず、思っている以上に体力
が入りますが、普通の卓球よりもラリーが続きます。
これは、イライラしないでいいですね。しかも、負けて
も何故か悔しくないです。スリッパだから。
こんなワールドカップもあるんですね。
ドイツに行けない人は是非、河北町に！
サクランボもたわわに実っていましたよ！

なぜか、浴衣です。温泉卓球じゃないんだから。

ベナンから来ているゾマホンと試合です。

ユニークな小林さん。

こんなラケットをを作ってます。（笑）
これ、スリッパとしては使えず、柱に下げて状差し
になります。ハガキとか入れるのにもいいです。

右から、チュさん（韓国）王さん（中国）
ゾマホンさん（ベナン）パンさん（中国）