カンコンキンやら何やらで忙しい最中に、
ラジオでは２周に渡って「バッタの生態調査」を
やりました。これは、日本自然保護協会がバッタの
生息図を作る為に全国から報告を募っていることか
ら、是非夏休みなので協力しようとの企画です。
ゲストに日本自然保護協会の伝井真弓さんが、２週
に渡っていらしてくれて、一緒に東京のバッタ調査
です。
伝井さんですが、バッタの調査をするには、あまりに
清楚で美しいお嬢さんで、心身ともに疲れていた僕や
余りの暑さにTシャツに塩をふかせながら仕事をして
いたスタッフの、心の安らぎとなりました。
それにしても、バッタは正直でちゃんと環境が整って
いないと見つかりません。
僕がこどもの頃に、遊んだ荒川の河川敷では、昔と違っ
て今は野球グランドやサッカーグランドになっていて草
が生えている箇所が少なくなっています。土手も草が刈
ってありますし、そこいら中にバッタがいる訳ではあり
ませんが、それでも茂みを探せばいましたいましたバッ
タがピョンピョン！でも、おんぶバッタやショウリョウ
バッタは沢山いるのですが、殿様バッタが中々見つから
ないのです。ようやく見つかった場所が、ロープが張ら
れて立ち入り禁止になっている、護岸工事をしていて草
がぼうぼう生えているところ。もちろん中には入れない
のですが殿様バッタが音を出しながら、ロングジャンプ
している様を何度も見ました！
流石は殿様、住んでいるところに我々は入れないのです
ね！
これはどういうことかと言うと、殿様バッタは人の手の
入っていない足首以上草が伸びている広い草原でないと
住めないのです。
これだけでも、バッタを調べれば環境が解る証拠です。
さあ、この調査は８月３１日までやっています。
多分少し遅れても調査結果は受け付けてくれると思います
ので、是非出かけた先で「バッタ調査」をしてみてくだ
さい。