- 06.09.30 Sat
- ブログ踊り放題!
D51です!SLファン必見です!
今日のラジオ中継は、群馬県川場村です。
ここ川場村は、「春駒まつり」に「林業の学校」
と、今回で3回目。村の80%が山林という、山
や川に囲まれた、自然豊かないい村です。
その村にある「ホテルSL」に展示してある機関車
「D 51」を修理して、しかも走るようにしようと
いう計画が実行されているのです!
しかし、行ってみるとそのD 51は流石に、30年
も風雨にさらされていた為に、サビだらけでボロボロ
です。こんなポンコツが走るんでしょうか?
いいえ、これは夢ではないのです。
このSLを蘇らせる事に、命を賭けているのが、大日方
さんです。仕事を辞めてここ川場村に住み着いて、日々
D 51を修理しているのです。大日方さんいわく、
「車輪の周りとか、中のほうは見た目ほどひどく傷んで
いませんね。流石は国鉄が作った物ですわ。いい、鉄を
使っていますよ。今は、さびを剥がして磨きをかけて、
また錆びないように,上から油を塗ります。これは昔機
関士がみんな最初にやらされることです。コックがまず
鍋を磨かされるのと一緒ですね。なまぬるく磨いたもん
なら、親方の鉄拳が飛んで来ますよ!それくらい厳しか
った!機関士の仕事なんか、憧れる人が多いけど、実際
は地獄ですよ!でも、この機関車を運転出来るのは神様
と呼ばれるほど、難しいんです。
よく、機関車の修復といって、錆を剥がしてペンキを塗
るだけの修復があるけど、そんなんじゃ人を感動させら
れないですよ!中身から蘇らせないと!」
ですと!、、、、、、素晴らしいです!
出来れば年内に、走らせたいとか。
来週に、ホテルに泊まったお客さんはペンキ塗りを手伝
えるそうです。詳しくはこちらまで。
僕の写真もあります!
表面は、ボロボロに見えますが、車輪周りは現役の
機械そのものです!
見よ!この勇姿!
永六輔さんは、このD51で学校に通っていたそうです!
グラインダーで磨いてから、サンドペーパーをかけます。
でかい車輪。これが片側4輪なので「D」です。
線路が200mもあります。早く走る姿を見たい!
昔は、これに寝台車が連なっていて、そこがホテルと
なっていたそうです。今は、素敵なホテルが建っています。
運転室です!