精力的にカエルの鳴き声を探しに、あっち
こっちをウロウロしましたが、ホントこの日
は寒くていけません。
で、午後にまた佐々木さんの田んぼに戻ると、
なんと佐々木さんが責任を感じてか、バケツに
ヤマアカガエルを捕獲してくれていました。
「今、田んぼのまわりに五万といますがみんな
穴に隠れていますね。やっぱり、夜にならない
と鳴かないかな～？でも、この間までは、天気
がいいと昼間でも鳴いていたからからね。」
さあ、午後の中継コーナーの本番！
一応、ガンマイクを構えてこの田んぼのまわり
に隠れている大量のカエル君たちの声を待ちます。
その間、余興に「カエルの合唱」を替え歌で。
近所の人達もラジオを聴いて集まってくれました
ので強制参加です。
　ヤマアカガエル鳴いてほしいな～
　　キャラ　キャラ　キャラ　キャラ
　　キャラキャラ、キャラキャラ、キャキャキャッ
輪唱が終わって、ガンマイクに耳をかたむけると、
　　　　　
　　　　　　シ～ン、、、、、
そこで、久保田さんが捕獲してくれたバケツに目を
やり、バケツをコンコンッと叩くと、
　　　　　　キョロ。
スタジオからも「あっ！鳴いた！」
調子にのって、またバケツをコンコン！
　　　　　　キョロ、キョロ。
なんか、カエルとお話しているみたい。
でも、神田さんに「これって、ヤラセギリギリです
よね。」と聞くと、
「う～ん、、、ギリギリですね。」と苦笑い。
もちろん、ご出演していただいたカエル君はすぐに
田んぼに帰しました！
かくして、ヤマアカガエルのリポートと、加熱する
マスコミの「ねつ造問題」の両方に迫る中継となり
ました！
あっ、タイトルの「ヤマアカガエルが心配です。」
というのは、この寒さで田んぼが凍って、卵も凍って
しまって、ふ化しなくなるからです。
暖かかったり寒かったりでカエルも戸惑っています。