先週の土曜日は「そろばん」の話題で品川区
の糀谷商店街をうろうろしていました。
まず最初に伺ったのは、御年１０２歳の看板
娘がいるという乾物屋さん「山崎屋」です。
ここの山崎まつさんは、明治３８年生まれで
ここに嫁いだときから、以来ずっとそろばんを
使っている。
この日も朝から、昆布を分けたり忙しくお店で
働いていました。１０２歳ってホント？という
くらい元気です。お店においてあるそろばんを
拝見すると、裏にちゃんと「昭和２年」とマジ
ックで書かれている。そろばんってどうして裏
にマジックで買った年を書いておくのでしょう
かね？でも、そろばんの歴史がそのまんまこの
「山崎屋」さんの歴史ですね。
息子さん（といっても６８歳ですが）の淳史さん
が
「いやぁ～、１００歳過ぎてから変わっちゃたね。
元気になっちゃった！TVにも出るし取材も来るし
ホントに看板娘ですよ！」
と、驚いていました。まつさんも放送で
「いろいろ、趣味で折り紙折ったりしているけど、
人に教わったことがないの。忙しくて教わる暇が
ないから、みんな自分で本みて習うの。」
と、楽しそうにおっしゃって、永さんも
「１００歳過ぎて、忙しいなんて言って見たいね。」
と、驚いていました。
人に元気を貰うって、こういう事ですよね！