再び竹田青嗣教授と会う。

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07.06.27 Wed
ブログ踊り放題!

再び竹田青嗣教授と会う。

いつも行くお好み焼き屋さんで、またまた竹田教授
とお会い出来まして、光栄です!
いやぁ~、なんかもの凄く緊張しますね。
昨日は、NHK出版の方や、ゼミの方達とご一緒でし
たが、前回同様、闊達なおしゃべりでみなさん多い
に「哲学」していましたね。
で、僕もお好み焼きをほおばりながらでしたが、教授

「ウ”ィトゲンシュタインはゴミだ!」
とか、ブッ飛んだ議論を拝聴出来てまたまた大感激!
これって、早稲田の学生並みに勉強になっているんじ
ゃないの!月謝払わなくては、、、、、
まあ、先の「ビトゲンシュタイン、、、」のお話は、
「ウ”ィトゲンシュタインの考察は、今一歩フッサール
に及ばない。フッサールの方が一歩入っている。すな
わち、その考え方はユニークであったが、極論で必要
ないということだ。」
と、丁寧に説明をしてくれました。
こりゃ、ニーチェからさらにフッサールを勉強しなく
てはなりませんね!
で、教授は今年めでたく還暦になられる。
そこで、ある出版の計画が、、、、、!
これは、凄い!
この本の完成に、全人生を賭けるとも。
、、、、、日本で、というより、世界初です!
完成が待ち遠しいです!
生意気をいう様で、そして、もの凄く、スケールは
違うのですが、僕の仕事と竹田教授の仕事は似通っ
ています。
まず、「専門」として勉強をしていないと、昨日も
教授はおっしゃっておられました。
ぼくも、ダンスを本格的にやったのは、わずか2年
です。
専門的になればなるほど、世間との距離感が解らな
くなってしまいますね。
より多くの人に「専門的な事」を理解をしてもらお
うと「仕事」するのは並大抵の苦労ではありません。
「哲学」が実生活でどう役に立つのか、、、
「ダンス」が生活をどう豊かにするのか、、、
教授は「アカデミズムには、認められていないけど」
とおっしゃっていましたが、そんなことは僕も一緒
です。でも教授の書かれた本で僕がどれほど「助けら
れた」か、、、、、
「ニーチェ入門」はもうボロボロです!
で、その「ニーチェ入門」の本の中に、今回の美浜で
の舞台にも関係する「チェーホフの三人姉妹」のあの
一文も出て来るのです!
「楽隊はあんなに楽しそうに、あんなに嬉しそうに鳴
っている。あれを聞いていると、もうすこししたら、
なんのために、わたしたちが生きているのか、なんの
ために苦しんでいるのか、わかるような気がするわ。
、、、それがわかったら、それがわかったらね。」
竹田教授や、哲学好きのみなさんとこうしてご近所で
お知り合いになれたのも、なにかのご縁でしょうか?
、、、いや、「語りえぬ事には沈黙」しましょう!
そうだ! みなさんも竹田教授の市民ゼミに参加して
はいかがです?

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