東京で化石を探す!

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07.12.22 Sat
ブログ踊り放題!

東京で化石を探す!

今日はラジオで「東京の化石探検」!
みなさま、頭の中で「インディージョーンズ」の
音楽を流して下さい!
今日は、ゲストに獣医でつくばの研究所で働きな
がらも、趣味で化石探索や野鳥を観察している
小泉伸夫さんを迎えての中継でした。
僕と、あと富井さん親子(この方々も探検隊として
のゲスト、貴重な三連休にありがとうございます!)
に、この小泉先生は親切に化石の見つかる場書を教え
てくれました。
まずは、東京駅の八重洲口。八重洲口の中央で、今
大丸デパートを工事している所のあたりの大きな四角
い柱です。
ここはよく見ると、珊瑚の化石があちこちにあります。
小泉先生は本物の珊瑚も持参してきていて
「ほら、これとそっくりでしょう!この珊瑚と化石は
2億年くらい歳が違うんですよ!」
とおっしゃっていました!
2億年~! 気が遠くなりますね。まさにこれは時間
旅行ですね。サディスティック、ミカバンドの「タイ
ムマシンにお願い」がフルチューンです!
気がつくとこの師走のせわしない東京駅で、僕と親子
に先生にラジオのスタッフが、柱や壁をじっと眺める
光景は「奇妙」のひと言。でも、これ楽しいですよ!
さあ!そして、いきなりのクライマックスがやってきま
した!
みなさん、これを読んだらすぐに出かけるご準備を。
小泉先生が「さて、次はタップリとアンモナイトを見て
いただきます。」
やっぱり、化石といえばアンモナイトでしょう!
さあ、その場所です。
これにはビックリ。だって、ほぼ毎日通っているところ
だったのです。
東京駅の中央通路から、地下鉄東西戦「大手町」に乗り
換えで行くときに、大きなSLの車輪がある休憩場所を通
ります。そのSLの車輪の先に、「OAZO」という左右に
ちょっとしたカフェやレストランが入っている地下通路が
あります。僕は新幹線でも山手線でも、その通路を通って
東西戦に乗り換えています。何と、そのOAZOの通路の左
右の肌色に近い、大理石の壁!!!
ここ全面が「化石の宝庫」!
僕は仕事が終わってからも、更にひとりで探検に行きまし
たが、裏のトイレから何から、アンモナイトやベレムナイ
トだらけです。あっ、僕が解らないだけで恐竜もいるかも!
この通路は「化石のミュージアム」だ。
しかも、当たり前ですが、誰一人としてこの化石を観ている
人がいない。
僕は完全に「奇妙な人」でした。
でも、この壁のアンモナイトを眺めながら3億年も昔の
ことを想像するだけで、心が大きくなりますよ。
壁のアンモナイトは、3億年後にこんな風にラジオで紹介
されるなんて思いもよらなかっただろうにね。
ほぼ毎日通っていたこの通路がこんな「化石のミュージア
ム」だったなんて、ホント世の中知らない事だらけですね。
僕はこの世をまだほとんど見ていませんね!
小泉先生は本当に楽しみ方を教えるのが上手くて
「自分で探した方が、楽しいので。」
と、場所を教えると勝手に探させます。これもまた楽しむ
ポイントですね。あなたも、探検家になってみては?

東京駅八重洲口の柱です。これが珊瑚の化石です。
でかい物から小さいものまで。

はっきりと珊瑚だと解りますね。

さあ、ここがOAZOの入り口です。ここからさきが
化石ミュージアムです!

いきなりのアンモナイトです。感動!
なんせ、3億年もむかしの生き物ですよ。恐竜より
昔か、それと同じくらいか、、、、、

こんなのが、あっちこっちに、、、、、

2つならんでます。カップルのアンモナイトですね。
ロミオとジュリエットか。

これはベレムナイト。イカですね。イカの骨が化石に
なっているのです。

ここは上野の国立博物館。ここの階段の手すりの大理石
にも大きなアンモナイトが。

これが大きなアンモナイト。直径20センチはありました。

流石に恐竜と比べるとアンモナイトといえども脇役にまわり
ますか、、、、、
でも、アンモナイトは模様としてもミステリアスでいい
ですよね。これが壁一面にカニがいたら、模様としては
気持ち悪いですね!

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