お箸の「大黒屋」

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08.02.01 Fri
ブログ踊り放題!

お箸の「大黒屋」

ふう~!
ハードは日々が続きますが、みなさんお元気ですか?
現在、様々なプロジェクトに参加していまして、それ
が重なって、頭の中が沸騰していました!
そういえばそんな最中、大相撲の千秋楽にも国技館に
いきまして、一大決戦を目の当たりにして更に興奮し
た状態が続いていましたね。
で、先週のラジオで伺った墨田区は向島のお箸屋さん
「大黒屋」さんです!
「お箸は、命と命をつなぐ大切な道具。だから実際に
 手にとって自分に合ったお箸を買ってもらいたい。
 だから、デパートには卸していません!」
こう、熱く語るのは箸職人の竹田さんです。
竹田さんは、お箸を作って20年。
おっ、、、、、この僕も振り付けではもう25年。
竹田さんの方がずっとお歳ですが、、、、、
「実は、最初はお箸を卸す会社の営業をずっとやって
 おりまして、そのときにどうして箸って丸や四角し
 かないんだろうって思いましてね、それで、色々な
 形のお箸を、職人さんに発注したんですよ。
 すると、『面倒くさい』との理由で断られました。
 で、しかたなく自分でお箸を作る事に。」
単純に「四角」に始まって「八画」までのお箸があり
あとは、有名な「納豆箸」(納豆用の太い箸)や「う
どん箸」「そば箸」さらには外に持ち歩く用の箸(テ
ーブルに直においても先が着かないような角度に削っ
てある)。
あと、スタジオの永さんも感心していました「指先に
力が入らない人用の箸」。これは子供のお箸みたいに
短いのだけれども、持つ部分が太く、先が細くなって
いるので箸の先に力が伝わりやすいのです。脳梗塞な
どで、どうしても長い箸を使い辛い人に、ほんとうに
いいお箸だと思います。
この他にも、お茶漬けをかっ込む箸や、おでんや大き
い具に適した箸など、紹介しきれないくらいの種類の
お箸が、お店には所狭しと陳列してあります。
「みんな、食べている時にお箸の事を見ていないんだ
 よな。」
今、「食」について色々と考えさせられますね。

素敵な店構えです。

この数!
さすがは職人さんです。これ全部手作りです。

写真手前の短いのが指先に力が入らなくても、箸の
先に力が伝わりやすい短い橋です。

これが、七画のお箸。
七画って、割り切れない角度なので削るのに相当の
技術を要します。これが手にシックリ来る、、、

七画です。人によって好みがありますが、三本の
指で上のお箸をささえますので、奇数の画数のお箸
五画とかこの新しい七画が馴染みやすいみたいです。

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