小田原鋳物の風鈴です。

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08.03.18 Tue
ブログ踊り放題!

小田原鋳物の風鈴です。

ふう~っ。パソコンの前に座るのも久しぶりな程
のハードな日々。そういえば毎年お花見の時期は
忙しくて、桜なんて歩きながらじゃないとお花見
出来ないもんな。
今は、子供番組の春の嵐で、もう、ありとあらゆ
る子供番組の振り付けです!でも、子供って素晴
らしいね。だから、全部、一球入魂です!
、、、すなわち、ブログの更新が遅れると。
ご理解下さいませ。
で、そんな中、先週のラジオで小田原に。
(永六輔さんとは逆に、僕は土曜日が「旅」です!)
数年前に小田原特集で、みんなで小田原の街にマイ
クを持って繰り出したのに、ここはまだいっていな
かったです。、、、知らない街が多すぎる!
伺ったのは、小田原でただ一件、鋳物工場を営んで
いる「柏木美術鋳物研究所」です。
ここでは、風鈴を始め、ベルや仏鈴、いろいろな音
を作っています。
鋳物って、、、ダイキャストです。プラモ好きの僕
にはたまらなく興味のある工場ですね。
ミニカーはもちろん、あのダビデ像やマンホールや
ベーゴマや、奈良の大仏も鋳物です。
砂で型を作って、その中に溶かした金属を流し込ん
で、固めて造形するのですね。
「すみませんが、工場の中は、撮影禁止です。」
そうおっしゃるのは、若い29歳の社長さん。ちょ
っとアームストロングの安村くんに似ている。
ドロドロに金属を溶かす炉には火柱が立っていて、
凄い温度。作っているのも風鈴だしここはもう、一足
早く夏がやって来ています。
真っ赤に溶けた金属は「砂張(さはり)」という銅と
すずを混ぜたものです。この砂張の風鈴がいい音がす
るんです。あの、世界の黒沢監督が「赤ひげ」の中で
わざわざ、調達させたのが、ここの砂張の風鈴。
金属の匂いといい、真っ赤に溶けた金属を型に流し込
む作業といい、型を割ると姿を現す風鈴といい、何か
ここの工場の作業を見ていると、妙にエロティックで
すね。そんな事を感じるのはやはりプラモ好きならで
はだからですかね?

工場と、ギャラリーが併設されています。
空が広くていい環境ですね。

中に入ると、ドラム缶があって工場って感じですね。
ここから先は、撮影禁止です。

ギャラリーの中です。

これも、いい音がしました。

手に取ると、どれもズッシリといい感じです。

黒沢監督こだわりの風鈴です。

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