さよなら、ブルートレイン。

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09.03.14 Sat
ブログ踊り放題!

さよなら、ブルートレイン。

今日はラジオでさよならブルートレイン中継。
昨日は東京駅に最後のブルートレインを見送りに
3000人が集まりました。
今日は、九州を出発した列車が東京駅に到着します。
その、最後の勇姿を一目見ようと、そしてラジオで
最初で最後のブルートレインの列車が走る音を中継
しようと、意気込んでいましたが天気は雨、、、
雨の中、行ったのは多摩川沿いの六郷土手。
ここは、有数の鉄道ビュースポット。
時刻表だと、この多摩川鉄橋を通過するのが朝の9
時40分くらいでしたが、昨日からの風雨の影響で
80分の遅れ。
いいんです。最後の運行です。
ゆっくり、ゆっくり。
それでも、朝から六郷土手には10人程の鉄道ファン
が、すでにカメラを構えていました。
一番乗りの高校生4人組は朝の6時30分から!
放送で、ゲストのきたやまおさむさんが、
「よく、九州に帰るときにこのブルートレインに乗り
ましたよ。夕方東京駅を出発して、夜中の12時頃に
大阪、そして夜明けに小倉に着くんですが、そこから
どんどん新幹線に追い越されて行く。
でもそれがいいんですよ。若いやつに、追い越されて
も追い越されても、グダグダそのまま乗っているんで
す。ああ、これが老いるという事なんだなと。
ブルートレインは僕たちの老いそのものなんです。
で、世界一無駄な時間をそこで過ごすと、そこに歌が
生まれてくるんです。」
といいました。
なんて名言なのでしょう。
午前11時10分頃、ブルートレインは、みんなの夢
を乗せて、ゆっくりと多摩川鉄橋に顔を覗かせました。
感動したな。
そして、みんなの姿を見つけると
「ピ~!」
という元気な汽笛を鳴らしてくれました。
その音は、微笑んでいるようにも、泣いているように
も聴こえました。
ありがとう。ブルートレイン。
ありがとう。鉄橋に集まった皆さん!
ありがとう。ラジオを聴いてくださった皆さん。

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