それいけ民謡、バックダンサー物語!?

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06.09.09 Sat
ブログ踊り放題!

それいけ民謡、バックダンサー物語!?

さて、昨日は民謡の番組で新潟県は魚沼に。
そうです!あの「コシヒカリ」の名産地で有名な
魚沼です。新幹線の浦佐という駅から会場にタクシー
で向かう途中に見た田んぼの稲は、まだ全部黄金色と
はいきませんが、もう稲穂も垂れてもう少しで刈り入
れです。ああ、今年も豊作ですね。
毎回、所変われば会場も変わり、当然ですが楽屋もそ
の会場ごとにいろいろな場所になるわけですが、今回
は本会場の大ホールの隣に小ホールがありまして、僕
の楽屋がその小ホールの脇の楽屋だったのですね。
で、その昨日はその小ホールは催し物がなく使われて
いなかったのですが、「菊の会」の踊り手さん(若い
女性でした)が、小型の携帯用のカセットデッキでず
っと本番で踊る「八木節」をその小ホールの舞台袖で
練習していたのですね。
それこそ、空き時間ずっと!
え~、僕も空き時間に自分の振り付けレクチャーコーナ
ーの確認をしたり、振り付けを考えていたりしていまし
たが、その間ずっと楽屋に「八木節」が聞こえていまし
た。その娘の練習風景をドキュメントカメラを回したか
ったくらいです。
その「八木節」の踊りですが、圧巻です!
リハーサルから見ていて感じたのですが、こういう踊り
なら若い女性も「踊りたい」と思うだろうなと、、、
これはもう、バンドやりたいとか、ギター弾きたいとか
思う若者が、後継者を集わなくても後を絶たないのと一
緒でこの「踊り」は受け継がれると!
伝統文化かどうかは別としても、若い人が進んで誰にも
知れずに汗を流して稽古をするようじゃなくっちゃ、受
け継がれるなんて無理ですね。言われたり、怒られてや
っているようじゃダメだと!
楽屋でひっそりともれて来る「八木節」を聞きながら、
今後の自分の振り作りの参考にさせて頂きました。
、、、、、正直「一発屋」の踊りはまだそこまで若者の
心を触発させていませんね!    
楽屋は、関係者つまりプロしかいません。そこでの行動
は全てプロの目に留まるのですね。
お客さんが楽しむ舞台の裏には、プロの目の光る舞台裏
があります。

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