見上げてごらんPART2

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09.07.21 Tue
ブログ踊り放題!

見上げてごらんPART2

続きでやんす!
人形町から、上野にやってきました。
鈴本演芸場をちょいと折れると、鰻のいいにおい
がします。
鰻の「伊豆榮」さんが土曜丑の日の前日というこ
ともあって、大繁盛。
その「伊豆榮」さんのお隣、、、、、
「13や」、、、、、、
さあ、何屋さんでしょう?
ここも古い、操業1736年の老舗のつげ櫛のお店
です。
こちらも、「伊豆榮」さんに負けないくらいにひっ
きりなしにお客さんが来ます。
若い人に、カップルで、男性も、、、
仕事場とお店がいっしょなので、14代目竹内勉さ
んは大忙しです。
名前の由来は、「くし」は「9」「4」なので足し
て「13」なのだそうです。
「話すと長い話になるのですが、開業した方がちょ
と名前の出せない立場の方で、まあ、武士なのです
が、、、名前が出せないので屋号をこういう形にし
たのです。」
歌舞伎、文楽、ここの櫛を使う職人さんは30年は
使うそうです。
30年、、、、、、、、
いいのもは、長く使える。
「サメの皮で仕上げをして、鹿の骨でツヤを出して
います。昔の人がみんな答えを出してくれています
ので、わたしはそれを継いでいるだけです。」
そういえば、芝居でかつら合わせるときに床山さん
はみなさんつげの櫛ですね。

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