僕が通っている渋谷の美容室のすぐそばに

マウントゴックスのオフィスがあったんで

す。

ちょうど美容室に行く途中でプラカードに

何やら英語で書かれた文字をかざして訴えて

いる外国人が５～６人いまして「何してるん

だろう？」と思っていたら、そこがマウント

ゴックス社で、そのときに「仮想通過が消え

ました。」という事故が起きたとのニュース

が流れて、「なんだろう？ビットコインって」

と思ったものです。

それから何年たったでしょうか？

仮想通貨ではなく、全国には地域通貨というも

のがあって、地域で活躍した人に配られ、その

地域の商店街でサービスが受けられるシステム

になっています。

僕の街も「アトム通貨」といってあの鉄腕アトム

の通貨が「馬力」という単位で発行されています。

地域のためにお掃除をしたり、マイ箸を持参した

り、全国から中学生が地域の物産をもってきて商売

をするという課外学習も盛んにやっています。その

中学生も報酬をアトム通貨でもらっていまして、

食堂やカフェで食事をしたり楽しんでいます。

とても需要と供給が成立しています。

「うん！納得！」

というもの以外は、やはりその仕組みが理解でき

るまでは通貨は簡単に手を出せないですね。

かつてあった「３億円強奪事件」というなんとも

人をおちょくった事件がありました。

こんなに簡単にお金が盗まれるのかという。

ベリーズ工房のメンバーがこの事件を題材にした

お芝居を上演しましたが、見事な舞台でした。

その後、銀行は銀行強盗に対してありとあらゆる

防御策を張り巡らせて、未然に事故がないように

対策を練っています。

さて、今回の損出額は３億円ではありません。

５８０億？？？

アトム通貨に換算したらどれだけ地域での活動した

ら５８０億馬力になるのかを考えると、創造も出来

ません。

アナログな考えですが、頑張った分の報酬でそれに

見合った楽しみをする。それを繋ぐものが通貨では

ないでしょうかね。